十日町雪まつりとは
十日町雪まつりは今から70年前、昭和25年2月4日・5日に初めて開催されました。
「雪を友とし、雪を楽しむ」という住民の自発的な思いから生まれたこの雪まつりは、冬の厳しさも美しさも知り尽くし、雪に打ち克つ気概が生んだ発想です。
こうした発想の背景には、終戦以降、製造が禁止されていた絹織物製品の生産が再開され、地元産地を元気にさせるような社会的、経済的状況がありました。
第1回の雪まつりは、十日町文化協会が主催し、雪の芸術展や雪具供養の火の周りで十日町小唄を踊る雪中カーニバルやスキー駅伝大会などが主なイベント内容でした。
このように日本で最初に住民が主体となって雪まつりを行ったことから、十日町市は、「現代雪まつり発祥の地」として知られています。
市民手づくりの「雪の芸術作品」、あたたかいおもてなしが人気の「おまつりひろば」など、伝統と魅力いっぱいの十日町雪まつりを存分にお楽しみください。